てつ男とカー子の旅日記ときどきバレーボール

乗り鉄の夫とドライブ好きな妻の旅の記録。鉄道の旅+レンタカーで日本を色々まわってみたいと思ってます。時々読んだ小説や好きなバレーボールのことも。拍手やコメント待ってます。
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帚木 蓬生『天に星 地に花』

旅の記事が多かった8月。
でも、
しっかり8月も小説は読んどりました。

帚木 蓬生は『水神』以来。
端正な文章でありながら
泣けた小説だったが
今回も
派手ではないものの、
農民や庶民の生きた江戸時代を
感動して読むことができた。

内容(「BOOK」データベースより)
久留米藩領井上村。大庄屋高松家の総領・甚八と弟の庄十郎は父に連れられ、数千と集まる百姓たちの姿を目の当たりにする。突然下った年貢の増徴と夫役。百姓たちの怒りに火がついたのだ。天地を揺るがすような一揆寸前、稲次因幡家老が百姓救済を申し出て、一揆は回避されるが―。時が経ち、甚八は家督を継ぎ、庄十郎は自らの病をきっかけに医師の道を志す。黄金色に輝く稲穂、田植え唄、雨乞い、火祭。筑後平野に息づく、さまざまな人生の哀歓を描きつくす感動長編。


『水神』もこの作品も九州の筑後川流域。
今年の夏も大洪水にみまわれたが、
作品の中でも、洪水や日照りと
自然災害が多発する。
そういう土地柄なんだろうと
改めて実感する。

そして、その「自然」に寄り添いながら
生きていく農民・庄屋・医師
題名の「天に星 地に花」そして「人に慈愛」
この言葉が
生きてくる展開。

文庫でも上下巻になっており、
長編だったし
派手な展開というのはないのだが、
静かに落ち着いて読めるストーリだった。

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